第16回鎌倉バリアフリーシンポジウムに、
市内の行き来バリアフリー進展事例写真集を
公開します

 すべての人が安心して生活し行き来できる街づくりをめざして、多様な取り組みが進んでいます。市民と訪問者が参加して安全に心おきなく利用できる道路環境、交通機関、公共施設と暮らしに大きな関心が寄せられています。

 誰でもが安心して利用できる条件を整備して行き来のバリアを解決するには、障がいがある人も障害をとくに持たない人も便利に行き来できるようにしていく取り組みが効果的であることが知られるようになりました。この行き来バリアフリー化の進展を支える目的で、2004年から鎌倉バリアフリー研究会の活動を始めました。市内の行き来の現状を調べ、改善方策を提案し、多くの方々と協力しての観光都市鎌倉の行き来バリアフリー化推進に努めています。

 鎌倉バリアフリー研究会では、行き来にやさしい街づくりの基本に、3点を挙げます。

①行き来段差の解消
②わかりやすい案内表示
③多目的トイレを十分に設置

です。

 この視点から、研究会では、安心できる行き来をめざしてのよい事例を調べ、多くの方々の協力をさらに支える方策を毎年のシンポジウムを通じて提言し、特に車いす利用者にとって役立つことを確かめ、観光ルートのバリアフリーマップを作成してSNSを通じての利用を図っています。

 今年の第16回鎌倉バリアフリーシンポジウムは、新型コロナウイルス感染予防のため、オンライン展示により、行き来バリアフリー促進の基本3点を中心に良好事例写真を公開します。これらの事例は、幅広い協力による行き来バリアフリーに向けた道程の指標です。

 私たちの研究会では、鎌倉市民、近隣の人たち、車いす利用者、研究者、障がいをもつ鎌倉市議会議員の活動支える人たちが協力し合っています。また、神奈川大学工学部からの学生会員の卒業研究を応援してきました。事例写真とともに、今年度の卒業研究の成果も展示します。どの写真も、研究成果も、行き来バリアフリーの要件を生かす取り組みの方向を示し、さらに今後に。広げる視野を広げます。今回の展示が観光都市鎌倉の行き来バリアフリーへの1つの道案内となることを期しています。

令和2年12月26日
鎌倉バリアフリー研究会

「第16回鎌倉バリアフリーシンポジウム」に寄せて

鎌倉市長 松尾 崇

 「第16回鎌倉バリアフリーシンポジウム」の開催を、心からお慶び申し上げます。

 今回は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、オンライン上での開催となりましたが、鎌倉バリアフリー研究会の皆様におかれましては、これまで永きにわたり、鎌倉市を中心にバリアフリーを進めるための調査・研究活動を初め、駅やバス、店舗などのバリアフリーの現状調査や、バリアフリー化を進めるための改善提案を行うなど、様々な取組みにご尽力を賜っておりますことに、深く敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。

 本市では、すべての人が安心して自分らしく暮らすことのできる社会の実現を目指しており、だれもが安心して歩ける道路の整備などにも取り組んでいるところです。

 シンポジウムのテーマでもあります、「安心して行き来できるまちづくり」の実現に向け、これからも皆様から貴重なご意見をいただきながら、バリアフリー化を進めていきたいと考えておりますので、今後とも皆様方のご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。

 結びに、鎌倉バリアフリー研究会のますますのご発展と、皆様のご多幸を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

第16回バリアフリー
シンポジウムの報告